ローコストリフォーム工事風景⑥【壁造作(洋室)・ドア設置(旧和室)・ダウンライト穴(洋室)・WiFi】
こんばんは。
今回も工事の様子を書いていきます。
記載内容は以下の通りです。
・壁の新設
・ドアの設置(和室、WIC)
・穴工事(ダウンライト用)
・Wi-Fiの設置箇所の変更
《壁新設》
【洋室】
洋室と和室の間は元々間仕切り戸がありましたが、今回ここを壁に変更。間仕切り戸を残したままですと、今回のリフォームで設置する他の建具との違い(デザインや高さ)から浮いてしまったりドア枠の段差も残ってしまいます。
ここを今流行り(?)の背の高いスライディングドアにして1LDKにもできるようにするというプランもありましたが、建具だけで値が張りますのでボツとしました。
壁にすることにより、建具交換よりもコストを抑えつつ物件の古いイメージを払拭することが可能です。
《ドアの設置(和室、WIC)》
さて、次はキッチンから旧和室へのドアを設置していきます。元々ここのドアは背の低い三連引戸でしたが今回は開き戸へ変更です。
まずはドア枠から設置していきます。
大工さんは水平を測る機材を使用しながら作業していました。
次にドアを設置します
これだけで
ここどこの家だっけ?
となるぐらい印象が変わりますね。
WICのドアも同じように水平を測りつつドア枠の設置。
ドアを付けて旧和室内から見るとこんな感じです。シックで良いです!
《穴工事(ダウンライト用)》
【洋室①】
次にダウンライト設置箇所に専用の工具で穴を開けていきます。今回の工事を機に大工さんが工具を新調したそうです。ありがたいです。
穴があきました。
洋室①については調光タイプのダウンライトを設置して、スイッチで明るさを調整できるようにします。
《Wi-Fi設置箇所の変更》
Wi-Fi設置箇所の変更の意味からお話ししますと、インターネットの光ケーブルの設置場所の変更です。
今現在キッチンの入り口付近に光ケーブルのコンセントが来ております。
これをWIC内に持っていきたい。
リビングは客人など招いた時に必ず通る場所なのでインターネットの機器等は隠しておきたいわけです。
大工さんに相談しました。
火花が散ってる!
何やらすごいことになりました。
ここからWICまでの間に配管を新設するために、ケーブルが収まっているボックスに穴を開ける必要がある模様。
そして
床下から配管をWIC内に通しました!
大工さんありがとうございます。
インターネット機器の認証も確認できました!
おまけ
配管ができた際にネットで光ケーブルの延長ケーブルを購入して配管内はこのケーブルを使用しました。ネットで300円程度。
延長完了。
あとはWICの壁ができ次第光ケーブルのコンセントを設置します。キッチン側は差込口の無いフタで隠します。
※光ケーブルはデリケートですので、自分でDIY等する場合はご注意ください
ではまた次回お会いしましょう!
【次回】ローコストリフォーム工事風景⑦
ローコストリフォーム工事風景⑤【給水管・フローリング・ユニットバス】
こんばんは。
今回もリフォームの進捗状況を記載してまいります!
今回は
①給水管
②フローリング
③ユニットバス
の工事です。
《①給水管》
【洗面・脱衣室】
まず独立洗面台予定地にあるこれ!
【浴室】
そして浴室にもあるホースっぽいやつ!
【キッチン】
キッチンにもあります!
これが今回工事を行った給水管です。管って言うからには金属製をイメージしておりましたが、ゴム製?なんでしょうかね。柔らかいので自在に配線できるといった感じがします。通常青い管が水用で赤い管がお湯用らしいのですが、見た目だけの違いで構造は一緒なのだとか。今回の工事では色で使い分けはしていないようです(僕としても隠れる部分だから気にならないです)
【キッチン】仕上げ後
システムキッチンの給水部分は出してコンパネを敷きます
【浴室】配線後
浴室の給水管の配線も行っております
【洗面・脱衣室】配線後
手前の赤の配管が洗面台の給水用。奥に見える青の配管が洗濯機の給水用です。
《②フローリング》
【和室】
和室と押入れ、納戸をぶち抜いております。
ここの床の高さを合わせて段差をなくしていきます。
洋室①から見た感じ
納戸側から見た感じ
ここにフローリングを敷いていきます
おお!雰囲気ががらっと変わります!
横から見た感じ
キッチン側からも見てみます
良い感じです!
よく見るとフローリングを敷く前に木材を入れて高さを他の部屋と合うように調整もしていますね。
今回ほとんどの部屋の床の色は白系となるため、和室とWICの床だけ落ち着いた色を選びました。よく眠れそうです。
クロスの張替えをしたら元々が和室だったことが分からなくなりますね。
《③ユニットバス》
さて、また別日に帰宅しますと・・・
今まで空っぽだった浴室の空間にこんなものが!
開けてみると・・・
おおー!完成してるー!
めっちゃ綺麗!
【浴槽】
浴室のサイズ的に1116ユニットバスが最大でした。
将来的にファミリー向けの賃貸とする場合に1116がメンテナンス等考慮すると最適だと考えます。
ちなみに給湯器の設置がまだなので使用はできません(しばらくは銭湯通いですね)
これに追い炊き機能が付くのはありがたい!お湯はりも自動になります!楽しみです!
そういえば最初に大手に見積もりを取った際に給湯器のサイズは16号でしたが、今回は20号でやってもらってます。将来的にファミリー向け賃貸として活用する場合には20号のほうが適しております(給湯とシャワーの同時利用する場面が多い場合を想定)
今回は3箇所のご紹介となりました。
徐々に形となってきておりますので日々の変化が楽しみです。
また次回お会いしましょう!
【次回】ローコストリフォーム工事風景⑥
ローコストリフォーム工事風景④【同軸ケーブル工事】
トラブル発生です
仕事から帰ってくると何やら僕の部屋の前に同じマンションのご婦人が2人いて中の様子を見ておりました。
工事うるさかったのかな?
と思い、2人に声をかけました。
「すみませーん。工事うるさかったですか?」
気づいて振り向く2人。1人はお隣さんで状況を説明してくれました。どうやら数日前からテレビが映らないとのこと。もう1人の方は問題なく映っているので疑問に思い僕の部屋の工事現場を訪ねて来たそうです。
ここで僕に心当たりがありました
ちょうど数日前に同軸ケーブルをいじっていました
※テレビの信号を送るケーブルのことです
今回の工事でテレビコンセントの増設を依頼しておりました。和室1箇所にしかないテレビコンセントを洋室①と洋室②に増やそうとしたわけです。
その時の写真がこれ
【和室】
現状ここにだけテレビコンセントがありました。右側のやつです
開けてみると、元々黒い同軸ケーブルが2本だけありました。白い同軸ケーブル2本は今回新設分です。
ここでひとつ疑問がありました
元々あった黒いケーブル2本。この2本を実際にテレビに差して信号を確認しました。
すると
1本はおそらくマンションのおおもとからきている信号の入っているケーブル
もう1本は信号の入っていない謎のケーブル
そして謎のケーブルは行き先が分からない。
大工さんと話し合い、おそらく謎のケーブルは僕の部屋の壁とか天井のどこかで遊んでしまっている(宙ぶらりん)状態だと仮定しました。
そして
僕の判断で抜いてしまいました
今回お隣さんのテレビが映らなくなった理由はこれが原因です。
信号のない謎のケーブルは使用していなかったのではなく、お隣さんに供給するためのケーブルだったんですね。
おそらく僕のマンションは各階にテレビのおおもとが存在し、その階にある部屋を一筆書きでケーブルを配線しているのではないかと思います。
テレビのケーブルは各部屋ごとに供給していると思い込んでいた僕のミスです。お隣さんには本当に申し訳ないことをしました。
すぐに原因箇所に分配器を設置してお隣さんのケーブルを差し込んで復旧しました。
お隣さんにもテレビが映ることを確認してもらいました。
改めて自分の部屋の配線を整理します
【洋室①】
和室の差込口の裏側で配線をやりくり。
【洋室①】
和室との間に壁を作る際にテレビコンセントを増設します。白いケーブルが同軸ケーブル。
【廊下】
床をあけ洋室②まで同軸ケーブルを通します。黒いケーブルが同軸ケーブル。
【洋室②】
廊下側からテレビコンセント増設位置に同軸ケーブルを通します
各箇所でテレビの信号を確認しました。
お隣さんのテレビを復旧した後に、すぐに菓子折りを持って謝罪しに行きました。
笑いながら「全然いいですよ〜」と言ってくれたのが救いです。
まだ工事は続きますが今後は近隣に迷惑をかけないように進めていきます。
ではまた次回お会いしましょう!
【次回ローコストリフォーム工事風景⑤】
ローコストリフォーム工事風景③【床補強・壁貫通工事】
今回は工事風景の名に恥じない記事にしたいと思います。
前回、前々回と撤去がメインだった工事ですが今回の内容を言いますと、
「床工事」と「穴工事」です
最初に床工事。
【洋室①】
床を剥がしております
こちらはダメになっていた壁の下地を取り外しております
横から見た感じ
【キッチン】
次はキッチンの床を同じように大工さんが剥がして補強しているところです。
よく見ると分かりますが中に新しい木材があります。これが今回補強用となるわけです。
これで床がきしまず過ごせます!
洋室①は既に完了
キッチンも完了してコンパネを敷きます
次は壁の貫通工事です。
【洋室①】
洋室とバルコニーにかけての壁を貫通し、
給湯器への配管用に使用します。
【和室】
最初にこの物件を見て思ったのが、エアコン穴がないということです。和室と洋室②は窓型パネルが付いておりましたが、今回のリフォームを機に撤去しました。
※この工事は事前にビルオーナーさんの許可を得ております。建物の躯体に関わる工事は事前にビルオーナーや管理組合に確認が必要です。
バルコニー側から専用の道具でコア抜きをします。この機材は中々の値段がするようです。ドリルの刃が消耗品のようですが、何やらダイヤモンドを使っているとか。今回依頼した大工さんもこの工事は知り合いの業者さんにお願いしているそうです。
【洋室】
無事貫通!
元々は壁をふかす予定でしたが、絶妙な位置に穴が開けられたそうでその必要はないそうです。お見事!
【和室】
こちらも綺麗に抜いております。
中に見えるのは石膏ボードの欠片です。
コンクリートはこんな感じ。
持ってみると結構重いです。
今回のまとめは
床の調整工事
きしむ箇所を補強し、新しいコンパネを敷いた
壁の貫通工事
給湯器用、和室、洋室②の3箇所のコア抜きを実施した
となります。
【おまけ】
途中の写真でベランダにちらっと見えたこれ
何だと思いますか?
答えは
室内給湯器です
前回の写真
この左下のやつですね。これも今回撤去して
今では
こんな感じに置いてあった場所に穴があいております。(対面の建物から丸見えで恥ずかしいので普段はガムテープで雑巾を貼ってます…)
ここも工事で塞いでくれるそうです。
あと和室に敷くフローリングが届きました。
結構シックな感じ。どうなるのか楽しみです!
今回もお付き合いいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。
【次回】ローコストリフォーム工事風景④
ローコストリフォーム工事風景②【既存設備の撤去2】
前回に引き続き、工事風景のご紹介。
前回でご紹介した初日は瓦礫の山となっておりましたが、2日目の様子は?と言いますと
【DK部】
瓦礫の山が消えてる!
【浴室】
浴槽も消えてる!
【キッチン】
ここはあまり変わってないかな。ちなみに左側に見えるのが室内用の給湯器。これはバルコニーの壁付けタイプに変えちゃいます。
【和室】
なんか作業台が出来てる!
2日目も前日に引き続き不要な設備の撤去がメインだったようです。
おまけ
【賃貸目的なら300万で工事が可能】
実は当初のプランは、賃貸物件としての活用を考えておりました。不動産投資です。その場合は部分的なリフォームのみを検討しておりました。
こんな感じ。
図面だけだと分かりづらいですが、今回実施しているフルリフォームとの違いは
・対面キッチンではない
・建具は基本そのまま(和室→洋室変更箇所のみ)
・ダウンライト無し
・洗面・脱衣室に引き戸設置なし
・WICの代わりにクローゼット(納戸はそのまま)
となります。
なぜこの内容になったかというと賃貸物件にする場合のリフォーム箇所の優先順位を以下のように考えておりました。
①室内給湯器の撤去
②間取り3DK→2LDK
③室内洗濯パン新設
④和室→洋室
⑤水まわり4点(キッチン、トイレ、洗面台、風呂)の交換
⑥壁紙・床交換
⑦建具取替え
⑧ダウンライト
そして物件の利回り等を考慮して予算は300万で設定しました
つまり優先順位の⑥までが予算の範囲内だったわけです
今回は自宅として活用することにしたのでせっかくだし後悔のないようにと①から⑧まで全て盛り込む形になりました
では何故予定になかった対面キッチンにしたの?
それは
妹の鶴の一声
が理由です。
今回の工事をお願いしている業者さんから見積もりをもらった際、父親へ相談の電話をしました。父親は兼業で不動産投資をしているので今回のリフォームについて何かアドバイスはないかと教えを請おうとしたわけです。
すると、スピーカーで聞いていた妹が
「絶対対面キッチンが良いよ。子供の様子を見ながら料理ができるもん」
唐突な母親目線の意見。
「今時やっぱ対面キッチンだよな」
父親も便乗してきました。
それまで僕の考えに対面キッチンは頭にありませんでした。事前に仲介業者へ賃貸用リフォームについて相談した時にも対面キッチンは不要と確認していました。
ですが、
対面キッチンにしましたw
自分がお金を出してリフォームして住むわけですから
無理に賃貸用に拘ることもないし設備のグレードもある程度上げよう
という結論に達しました
この対面キッチンを導入する際にも今回依頼した業者さんが色々と動いてくれたのでその事も今後ご紹介していきたいと思います。
今回は工事風景よりおまけ多めとなってしまいました…すみません
ではまた次回お会いしましょう。
【次回】ローコストリフォーム工事風景③
おかげさまでリノベーションが完了しました!全体の完成写真はこちらからどうぞ↓↓
ローコストリフォーム工事風景①【既存設備の撤去】
工事業者が決まりましたので、即契約・即着工という形になりました
工事風景を記載する前にどんな感じの物件だったかといいますと、
【洋室①】Before
壁の下地はもうボロボロ
壁・床・天井の張替え
間仕切り戸は壁にしちゃいます
【和室】Before
和室→洋室へ変更
全体的に暗い感じがするので壁紙は明るい色にします
【廊下】Before
キッチンと洋室②へ向かう扉
【ドア枠の段差】Before
段差も気になるのでドア交換の際に取ってもらいます
【納戸】Before
この納戸を現和室からのウォークインクローゼットにします
【風呂】Before
一度リフォームが入っていたらしい。
鏡、シャワーは取り外し済み。
追い炊きを追加する予定
【トイレ】Before
温水洗浄便座は事前に僕がDIYで設置しました
便器、タンクは交換します
こんな感じの作りが古い物件
これがどう生まれ変わるのか楽しみです!
リフォームプランはこれ
ファミリー向けのリノベーションもテーマのひとつ
いよいよ工事開始!
【工事開始】
DKからみた洋室①【Before】
朝、行ってきますと告げて仕事から帰ってくると…
【DKから見た洋室①】
間仕切り戸と垂れ壁がなくなり、瓦礫の山が!
【キッチン】
換気扇とレンジフードが撤去
【DK】
天井がなくなった
【廊下】
各部屋のドアが既に撤去
(手前の部屋は僕の居住部分なので後からやります)
【和室から見た納戸】
押入れが撤去され納戸が見えるように!
【洋室①から見たDK】
右奥がDK。左側が現和室です。
(奥に見える冷蔵庫は僕の私物です)
まず工事は全体的な撤去から始まるようです。確かに先に要らないものを捨てたほうが作業で使用する道具類や材料のスペースが確保できますよね。ちなみに道具の搬入は僕も手伝いました。簡単なことはお手伝いしていきます。
【追記】
価格コム・Amazon等のネットで設備を購入した場合、宅配業者がどこまで運んでくれるか事前に確認してください。というのもエレベーターの無いマンションにおいては宅配業者は設備を1階におろして終わり、というケースがあります。そうなってしまうとそこからは自分で運ばなくてはいけません。道具の搬入のお話でしたが、思い出したので追記しておきます。
おまけ
【契約後の流れ】
契約後に僕がやったことですが、所有物件のビルオーナーへの連絡です。リフォームが決まったことや各世帯へのPR方法をどうしたら良いのかの確認です(業者さんに全てお任せしても良いところでしたが、僕が住みながら工事を進めることや性格的に自分で動いてしまいました)
電話連絡をして直接伺う都合の良い日付を聞きましたが、僕が仕事だったためこれは業者さんにお願いしました。
後日ビルオーナーさんからメールで業者さんが説明に来たと連絡があり、リフォーム工事に対しての了承が得られました。その次の日には業者さんと一緒に各世帯へ挨拶まわり(不在の場合はポストへPR用紙の投函)を行いました。
ここでびっくりしたのが業者さんが作成してくれたPR用紙です。今まで近隣が工事する際に僕が目にしてきたPR用紙はパソコンで書かれているような文章のものがほとんどだったのですが、まさかの手書き!しかも筆!
最初に「果たし状かな…?」と思いましたが、よくよく見ると達筆で良い感じに味が出ておりました。僕好みです。
これから随時工事の進捗状況を更新していきます。ではまた次回お会いしましょう。
【次回へ続く】ローコストリフォーム工事風景の紹介②
おかげさまでリノベーションが完了しました!全体の完成写真はこちらからどうぞ↓↓
リノベーションが200万安くなったローコスト工事業者の選び方 【保存版】
へっへっへ
ネコくん何をほくそ笑んでいるの?
600万だったリノベーション代が400万まで安くなったんだよ
ええ!?どうやったの!?
ローコストリフォーム業者を見つけたのさ
ローコストリフォーム業者?
というわけで今回はローコストリフォーム業者の探し方をご紹介します。
ローコストリフォーム事例
今回リフォームを実施した物件とリノベプランの紹介です
対象物件は築40年のRC構造。間取り3SDK(約53㎡)。
アプリで描いた間取り図
※使用アプリは間取りTouch+
これに僕が依頼したリフォーム内容は以下のとおりです。
- 室内給湯器を撤去→ベランダ部壁付けに変更
- 壁・天井のクロス、床の全張替え
- 3SDK→2SLDKに間取り変更
- 和室→洋室へ変更
- 納戸→現和室の押入れをぶち抜いてウォークインクローゼットへ変更
- 建具の全取替え(ドア枠と床の段差を無くしバリアフリー化、トイレは引き戸へ変更)
- 脱衣所に引き戸の新設
- 洋室①と現和室の間仕切り戸→壁に変更
- エアコン穴貫通工事×2箇所(エアコン用コンセントの新設含む)
- テレビコンセントの新設×2箇所
- 物件の大部分の照明をダウンライトへ変更
- 風呂、洗面化粧台、トイレ、キッチンの水まわり4点の交換※キッチンは対面式(システムキッチン)へ変更
- 室内洗濯パン新設に伴う間取り変更
- 下駄箱→靴収納へ変更
- 玄関タイル交換
- 玄関扉塗装
- 天井廻り縁塗装
- 床巾木交換
- テレビインターフォン新設
- 間取り変更に伴う電源コンセント・スイッチの移設
- 給水管の交換
- 床下の補強(きしむ箇所の修繕)
- 壁の下地交換(2箇所ほど使い物にならなくなっていた)
その他要望
僕が住んでいる状態で工事を進めてほしい(重要)
こんなイメージ!
要望が多いなあ~
将来的に賃貸も視野に入れて「ファミリー向けリノベーション」というのもテーマのひとつにしたよ
リフォーム工事を安くする方法
僕が実際に行った工事費用を安くする方法です
①大手ハウスメーカーや大手リフォーム業者に見積もりの依頼をする
まずここでの目的を先に申し上げておきますと
『リフォームプランを固める』
ということです。
もっと具体的に言いますと
『大手リフォーム業者等に見積もり依頼をして設計をしてもらう』
これが目的となります。
では大手とは一体どんなところなのか・・・
それは皆さんがよく目にするテレビのCMや電車の中で見かける広告など誰もが聞いたことがあるであろう有名な企業を指します。
例えば、住●不動産とかパ●ナホームとか・・・ですかね
そういった有名業者に一度全面リフォームの見積もりの依頼をします。
このとき2~3社くらいへ依頼するようにしましょう。
一概に大手といってもどれもが同じ提案してくるわけではないので、自分の要望と一番近いプランを考えてくれる業者を探すためです。
ちなみに見積もりと設計は無料でやってくれる業者がほとんどです。
なぜ大手なのか?
大手には設計士がおります。全面リフォームの場合、こちらが実施したいリフォーム内容に加え、物件の既存設備を現代のニーズに合わせた機能向上等の提案もしてくれます。
大手業者は対象物件をどのようにリフォームすれば良いのか最適解に近い形でプランを提案してくれます(変な間取りなどでは設計しないという意味です)
現場調査から1週間〜2週間程度で見積もりと設計図の報告があると思います。ここでの報告こそが最適解の詰まったリフォームプランと思ってください。
この時点でもし工事内容や費用等が魅力的な条件の大手がありましたらそのまま契約するのもありですが、おそらく本来用意している予算からはかけ離れていると思います。その場合はそれを理由に断りましょう。
僕は大手業者からの見積もりは最低でも600万だったよ・・・
基本的に検討中というスタンスで特別断る連絡は必要ないですが、催促された場合などは予算と折り合いがつかなかった旨を伝えてください。
【気を付けること】
見積り依頼~現場調査時には本来用意している予算は多少度外視しても大丈夫ですが、気を付けておくことがあります。
投資物件の場合、スケルトンリフォーム等の一気に費用が跳ね上がる提案は断るべきです。
スケルトンリフォームとは、既存の設備全てを撤去して一から設備を作り上げるリフォームのことです。そしてそのスケルトンリフォームは費用が高いです(僕の物件の場合は最低1,000万必要と言われました)
元の金額が高い工事ではこの後にいくらコスト削減の術を施しても初期投資費用の回収までには何年もかかってしまいます。あくまで既存設備を活かした全面リフォームであることを業者へ伝えるようにしてください。
②電話帳からリフォーム関連の業者へ見積もり依頼をする
ここでの目的ですが、
『前述①のリフォームプランを安価で工事してくれる業者を見つける』
ということです。
まず冒頭で申し上げた電話帳ですが
タウンページのことです。
このタウンページからリフォーム業者を探します。
ちなみにタウンページには2種類あります。
僕が使用したのは紙媒体のものですが、今はネットのiタウンページで電話帳の内容を閲覧することもできます。
なぜタウンページから業者探しをするかというとその理由はリフォーム業者の仕組みにあります。
ネットで集客している大手や中堅等のリフォーム業者は仕事内容ごとにしっかり分業化している傾向があります。
あなたの要望を聞く営業がいたり
その要望を図面に落とす設計士がいたり
工事の施工管理がいたり
職人も水回り専門・内装専門・電気専門など分かれていたりします。
そしてその人数分だけ費用がかかると思ってください。
そう、人件費です。人件費だけで相当お金がかかっているんです。
ではその人件費を削減することは可能なのでしょうか?
可能です。
自分で何でもできちゃう大工さんを探せばいいんです。
僕の場合、
ネットで集客していない業者=分業化していない業者=自分で何でもこなしてしまう大工さん=人件費がかからない
と仮定してタウンページから該当する業者を探しました。
まずタウンページのジャンルからリフォーム工事に関連してそうなところをリストアップしました。
具体的には以下の通りです。
- 建設業(建築工事)
- 大工職
- 内装工事
- リフォーム
※地域によって異なると思いますので参考程度にしてください
更に名前に「株式会社」や「有限会社」と記載があるものは除外しました。
そして上記条件から絞り込んだリストは36件でした。この36件全てに電話をしてリフォームの見積もりを依頼しました。
中には
「どこからうちの番号知ったんだ?」とか
「個人からの依頼は受けてないよ」とか
邪険に扱われることもあれば、もうお店をたたんでて奥さんから変な営業と勘違いされて電話を切られることもありました・・・
そもそも見積もりまでたどり着くことが難しかったです
そしてやっとひとつの業者さんが手を挙げてくれました!
※児玉工務店の紹介ページはこちら
さっそく現場を見てもらうことになり、その際に前回の記事で紹介した大手に作成してもらったリフォームプランを参考に(あくまで参考に!)アプリで作った図面でイメージを伝えて見積もり依頼をしました。
これまでどこの業者も提示してきた600万に対し・・・
400万という結果でした!
あとで業者さんに話を聞くとやはり自分で何でもこなしちゃう系の大工さんでした。
ここで僕が仮定したネットで集客していない業者=人件費がかからない業者が存在していることが実証されました。
いや〜、見つかって良かった!
「大手じゃないと工事の品質が心配」という意見もありそうですが、大手に頼もうが大工さんに直接頼もうが実際に工事をする職人さんは一緒なので工事の品質も問題ありません。むしろ大手だろうが職人さんには当たり外れがあると聞きます。
まとめ
①大手ハウスメーカーや大手リフォーム業者に見積もりの依頼をする
⇒リフォームプランを固める
②電話帳からリフォーム関連の業者へ見積もり依頼をする
⇒上記①のリフォームプランをひとりでこなせる大工さんを探す
いかがだったでしょうか?同じようにリフォーム費用で悩んでいる方の力になれたのなら幸いです。
みなさまにとって良い業者さんと巡り会うことを心より願っております。
【追記】設備を自分で購入する
工事を進めていく中で分かったことですが、もうひとつ費用を安くする方法がありました。
それは、
設備を自分で購入することを了承してくれる業者であること
です。
商品により価格コムなどネットで業者さんより安価で設備を購入することが可能な場合があります。業者さんの見積もりとネットの金額を比較して安いほうはネット購入するというのもひとつの手です。ただ、取り付けだけを嫌がる業者さんもいますので購入する場合は事前に了承を得るようにしてください。
僕の場合は洗面台だけ自分で購入しました。もう少し時間に余裕があれば設備・建具ともに自分で購入してたかも。というか自分で設備購入してもOKな業者さんだと分かったのが工事後だった・・・まあこれは勉強代だったと思うことにします
【次回へ続く】ローコストリフォーム工事風景①
おかげさまでリノベーションが完了しました!全体の完成写真はこちらからどうぞ↓↓
このブログに関しまして
はじめまして。当ブログをご覧いただきありがとうございます
このブログを見ている方はこれから自宅や投資用の物件のリフォームもといリノベーションを検討中だと思います。
中には
『お家のリフォームをしたいけど見積もりを取ったら予算オーバーでできない!』
と、諦めている方もいらっしゃると思います。
僕自身も一番最初にリフォームを安くする方法はないかとネットで色々なサイトやブログを見ました。
すると
「知り合いの工務店に頼んで安くやってもらった~」
など
結局建築業界にコネがないと安くできないじゃん・・・
と思うような記事しか出てきませんでした。
建築業界に疎い僕のような人間には低コストでのリフォームは難しいのかな・・・
そう思いました。
そして物件のリフォームを考え出してから様々な業者に見積もり依頼を実施し、施工内容やコスト面が自分の求める条件と合う業者を探してから約1年が経ちました(投資目的ならこの時点で完全に機会損失ですね…)
ですがその甲斐あって建築業界に人脈がなくとも相場より低コストでリフォームをすることができました!
もう少し具体的に言いますと
ほとんどの業者から見積もりで600万かかると言われていた内容の全面リフォーム工事を400万にまで削減しました
しかもただ200万安くなった訳ではなく、設備のグレードも600万の時より上のランクにしてもらったというおまけつきです
このブログは『リフォームしたいけどコスト面が原因で足踏みしている』といった方の参考になるように、僕が実践した『ローコストでお家の全面リフォーム計画』をご紹介していきます。
紹介内容は以下の通りです。
1.リフォーム業者の選び方
2.工事風景のご紹介
3.僕が依頼した業者さんのご紹介
※リフォームが完了した時に業者さんの許可を得て掲載予定です
2019年4月現在リフォーム工事中です
【追記】2019年5月完成しました!
また当ブログは『ローコストリフォーム』と銘打った書き方をしておりますが、必ずしもローコストが良い結果をもたらすとは限らないということははじめにご理解ください。僕が失敗した経験がある訳ではないですが、「安かろう悪かろう」という言葉があるくらいなので予防線として書かせてください(小心者ですみません…)
それでは次回『リフォーム業者の選び方編』でお会いしましょう。
おかげさまでリノベーションが完了しました!全体の完成写真はこちらからどうぞ↓↓